長野市の花めぐり

真田十万石の城下町松代にある松代城は、かつて武田信玄と上杉謙信の戦いの時、信玄の拠点として築かれ、後に真田氏の居城となりました。往時の風景がよみがえった城跡いっぱいに咲き誇る桜は見事です。
※太鼓門前橋と二の丸引橋は架け替え工事のため通行止めです。松代城跡本丸に入場する際は、本丸東側の東不明門前橋または本丸北側の北不明門をご利用ください。

善光寺の東隣にある長野市随一の桜の名所で、約470本のソメイヨシノが咲き誇ります。雲上殿へつづく坂道には、ぼんぼりも設置されています。お花見の季節には、名物の花見茶屋も出て、多くの人で賑わいます。夜間には、気温が下がるので、寒さ対策のご用意を。

本堂前の庭園には４本のシダレザクラと２本の大山桜があり、シダレザクラが満開の時期には庭を埋め尽くすほどの桜が広がります。

言い伝えによると、1630年、鬼無里の中心地にある松巌寺境内に咲いていた木から分け、高橋地区の薬師堂内に植えられたといわれる。高橋薬師堂には石像群があり、西国三十三番観音は繊細な彫が美しい。

国の指定を受けた天然記念物のエドヒガンザクラ。素戔嗚尊（すさのおのみこと）が差した杖が大きくなったと伝えられています。推定樹齢1200年の巨木。

巡礼桜は推定樹齢700年のエドヒガンザクラです。樹高約18.2ｍの大木で、小市の渡しから戸隠方面へ通ずる古道にあったことからこの名がついたといわれています。

長野市指定天然記念物。推定樹齢は約４００年、幹回り約４m、樹高約19m。本堂前の2本の桜は、枝を伸ばして互いの枝先を合わせるほどになり、いつからか｢合掌桜｣と呼ぶようになりました。

茶臼山恐竜公園へ至る道沿い両側には桜が80本植えられ、ピンク色のアーチをくぐる雰囲気です。実物大の巨大な恐竜たちと遊んで、ランチはお花見。いい一日が送れそう。

浄土宗の古刹で、川中島の戦いの折には武田信玄が戦陣を張りました。境内の入り口に樹齢約300年のシダレザクラが6本、ヨシノザクラが15本あります。